豆乳類の製造方法は? | |
◆豆乳(大豆固形分8%以上)の場合は、水に浸漬し膨張させた大豆を磨砕するか、又は大豆に熱水を加え磨砕して、たん白質その他の成分を抽出後、繊維質(オカラ
を除去して得られる乳白色の乳(大豆豆乳液)を加熱殺菌した上、均質化を行って、紙・缶等の容器に充填する。
◆調製豆乳(大豆固形分6%以上)は、大豆豆乳液に栄養バランスを整えるとともに、飲みやすくするために食用植物油脂、糖類、食塩、炭酸カルシウム、又、栄養強化のためにビタミンC、ビタミンEなどを加え、十分に攪拌し調合した後、加熱殺菌し、均質化を行って紙・缶等の容器に充填する。
◆豆乳飲料(果汁・野菜汁入り大豆固形分2%以上、コーヒー・麦芽エキス入り等大豆固形分4%以上)は、調製豆乳に嗜好性を加味した飲料で、調整豆乳に配合される原材料のほか果汁、野菜汁又はコーヒー、麦芽エキス、抹茶などの風味付けなどを加え、十分に攪拌し調合した後、加熱殺菌し、均質化を行って紙・缶等の容器に充填する。
◆豆乳液の抽出効率を高める目的で原料大豆によっては炭酸水素ナトリウムを、ごく小量使用することがある。又、製造工程中の泡立ちを抑制する目的でシリコーン樹脂を磨砕時、又は調合時に使用する場合がある。
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