果実飲料の種類は?
◆果実飲料をJAS規格の定義により分類すると次のとおり。

果実飲料等の種類は次のとおり。

@ 濃縮果汁
  果実の搾汁を濃縮したもの。
  1.濃縮オレンジ、2.濃縮うんしゅうみかん、3.濃縮グし−プフルーツ、4.濃縮レモン、5.濃縮りんご、6.濃縮ぶどう、7.濃縮パインアップル、8.濃縮もも、9.その他

A 果実ジュース
  果実の搾汁又は濃縮果汁を還元したもの。
  1.オレンジジュース、2.うんしゅうみかんジュース、3.グレープフルーツジュース、4.レモンジュース、5.りんごジュース、6.ぶどうジュース、7.パインアップルジュース、8.ももジュース、9.その他

B 果実ミックユジュース
  2種類以上の果実の搾汁又は濃縮果汁を還元し混合したもの。

C 果粒入り果実ジュース
  果実の搾汁又は、濃縮果汁を還元したものにかんきつ類のさのう若しくはかんきつ類以外の果実の果肉を細切したもの等を加えたもの、かつ、さのう又は果肉の細切が30%以下のもの。

D 果実・野菜ミックスジュース
  果実及び野菜の搾汁又は濃縮果汁、濃縮野菜汁を還元したものを混合したもので、果実の搾汁の製品に占める割合が50%以上のもの。

E 果汁入り飲料
  飲用時における果汁の使用割合が糖用屈折計示度の基準値に対して10%以上100%未満のもの、又は、これに野菜汁や果粒等を加えたもの。

F き釈果実飲料
  通常2〜5倍程度にき釈して飲用に供する果実飲料。

G その他直接飲料
  飲用時における果汁の使用割合が10%未満のもの又はこれに果粒を加えたもの。

H フルーツシロップ
  フルーツフレーバーを主体にした無果汁のもので、通常フルーツソーダ水、カクテル用又はかき氷用として使用される飲料をいう。